こちらは「ヘルクレス座」の方向約1億1000万光年先の渦巻銀河「UGC 11105」です。2本の渦巻腕(渦状腕)が明るい中心部分を取り巻くようにしっかりと巻き付いている様子が捉えられています。まるでUGC 11105を飾り付けるかのように輝く重なり合った星々も印象的です。

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【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された渦巻銀河「UGC 11105」(Credit: ESA/Hubble & NASA, R. J. Foley (UC Santa Cruz))】
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された渦巻銀河「UGC 11105」(Credit: ESA/Hubble & NASA, R. J. Foley (UC Santa Cruz))】

UGC 11105では2019年9月に超新星「SN 2019pjs」が見つかりました。SN 2019pjsは太陽の8倍以上の質量を持つ大質量星が起こす「II型超新星」だったとみられています。進化した大質量星内部の核融合反応によって鉄のコア(核)が生成されるようになると、核融合のエネルギーで自重を支えることができなくなったコアが崩壊し、その反動で恒星の外層が吹き飛ぶことでII型超新星が起こると考えられています。

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」を使って取得したデータをもとに作成されました。ハッブル宇宙望遠鏡によるUGC 11105の観測は、超新星爆発の余波を調査する研究の一環として2021年3月に実施されたということです。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として、欧州宇宙機関(ESA)から2024年1月29日付で公開されています。

 

Source

文/sorae編集部

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