7月23日に打ち上げ予定の、「ソユーズTMA-17M」宇宙船に搭乗する宇宙飛行士らが7月10日、打ち上げ場所であるカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地に到着した。このあと、打ち上げに向けた最後の確認や訓練などが行われる。

この日、ソユーズTMA-17Mのプライム・クルーであるオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(露宇宙庁、ソユーズのコマンダー)、油井亀美也宇宙飛行士(JAXA、フライト・エンジニア)、チェル・リングリン(NASA、フライト・エンジニア)の3人を乗せた飛行機が、バイコヌール宇宙基地にあるユビレーイニィ空港に着陸し、ロシア連邦宇宙庁や射場を管理しているTsENKI、ソユーズ宇宙船を製造しているエネールギヤ社などの役員に出迎えられた。

また、バックアップ・クルーのユーリ・マレンチェンコ(露宇宙庁、コマンダー)、ティモシー・ピーク(ESA、フライト・エンジニア)、ティモシー・コプラ(NASA、フライト・エンジニア)の3人も到着しており、プライム・クルーに不測の事態が起きた際などに備える。

このあと宇宙飛行士らは、打ち合わせにはじまり、ソユーズの船内で着るソーカル与圧服を実際に着用し、ソユーズTMA-17Mに実際に乗り込んで各種の確認を行うなどの、打ち上げに向けた最後の訓練や準備に臨む。

ソユーズTMA-17Mの打ち上げは現時点で、日本時間2015年7月23日6時2分に予定されている。

 

■РОСКОСМОС: ЭКИПАЖИ МИССИИ 44/45 ПРИБЫЛИ НА БАЙКОНУР
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最終更新日:2022/11/16