カザフスタン現地時間11月11日8時49分(日本時間11時49分)、フョードル・ユールチキン宇宙飛行士、カレン・ナイバーグ宇宙飛行士、ルカ・パルミターノ宇宙飛行士の3名を乗せ、そして、ロシア・ソチ冬季五輪「聖火リレー」に使われたトーチを載せたソユーズTMA-09M宇宙船が、国際宇宙ステーション(ISS)からカザフスタン共和国ジェズカズガンの南東にある草原地帯に着陸した。
3名を乗せたソユーズTMA-09Mは、日本時間8時26分にISSから出発、先端の軌道モジュールを分離した後に逆噴射を実施。さらに後部の機械モジュールを分離し、帰還モジュールは大気圏へ再突入、パラシュートの展開や着地時の逆噴射を予定通りこなし、無事着陸に成功した。
11月9日にはISSの船外で初めて「聖火リレー」が行われ、このトーチが今回のソユーズTMA-09Mに載せられた。このトーチは来年2月7日の開会式での聖火リレーで再び使われる予定だという。
現在ISSには、オレッグ・コトフ船長を始め、若田光一宇宙飛行士ら6人体制での第38次長期滞在が始まっている。
■Экипаж ТПК «Союз ТМА-09М» вернулся на Землю
http://www.roscosmos.ru/19984/