国際宇宙ステーション(ISS)の第38次/第39次長期滞在クルーとそのバックアップクルーらは10月26日、モスクワから専用チャーター機に乗り、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に到着した。
ミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士、若田光一宇宙飛行士らを乗せた「ツポレフ134(Tu-134)」は10月26日、モスクワを出発し、バイコヌールの空港に着陸した。空港ではRSCエネルギア社の関係者らが訪れ、クルーらの到着を歓迎した。
若田宇宙飛行士らは今後、整備施設に訪れ、ソコール宇宙服と座席シートのチェック、ソユーズTMA-11Mの機体検査、宇宙へ持って行く物の確認などを行い、打ち上げの最終準備を行う。
なお、若田宇宙飛行士らを乗せたソユーズTMA-11Mはバイコヌール時間11月7日10時14分(日本時間13時14分)にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、3人はISSで約6ヶ月間の長期滞在を行う予定となっている。
■October 26, 2013. Soyuz TMA-11M primary and backup crews arrived to the Baikonur launch site
http://www.energia.ru/en/iss/iss38/photo_10-26.html