ロシア航空宇宙防衛軍は15日、軍事衛星コスモス2482、2483、2484の3機を搭載したロコットロケットの打ち上げに成功した。

3機のコスモス衛星を搭載したロコット/ブリーズKMは、モスクワ時間2013年1月15日20時25分(日本時間16日1時25分)、プレセーツク宇宙基地から離昇した。ロケットは順調に飛行し、22時9分(日本時間3時9分)に衛星を分離し、打ち上げは成功した。

コスモス衛星とは、通し番号と共に、ロシアの軍事衛星に対してその種類に関係なく付けられる名前で、またその暗号的な名前以外、その衛星が具体的に何を目的として打ち上げられたのか、公式には明らかにされる事は少ない。

今回打ち上げられた衛星は、いくつかの情報によれば軍用の通信衛星システム、ストレラを構成するストレラ3Mであるとされている。ストレラは地球低軌道を周回する複数の人工衛星から構成されており、1960年代から運用され続けている。現在はレシェトニェフ社が製造し、ロシア航空宇宙防衛軍によって運用されている。

 

■Войска ВКО осуществили успешный пуск ракеты-носителя «Рокот» с космодрома Плесецк : Министерство обороны Российской Федерации
http://function.mil.ru/news_page/country/more.htm?id=11579353@egNews

Last Updated on 2022/11/13

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