延期が続いている韓国初のロケット「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げについて、早ければ1月下旬にも実施される見込みだ。リアノーボスチ通信などが報じている。

報道によると、大韓民国教育科学技術部とロシアのクルニチェフ国家宇宙科学製造センターなどからなる打ち上げ管理委員会は来週中にも会議を開き、新しい打ち上げ日時を決定する。「羅老(KSLV-1)」3号機の修理及び点検作業は既に終え、来週にも組立作業に入るという。作業が順調に進めば、新しい打ち上げ日は1月26日前後の可能性が高い。

「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げは昨年11月29日に行われる予定だったが、打ち上げの約16分前に、2段目で電流異常が検出され、打ち上げが中断された。

韓国とロシアは2009年8月と2010年6月、「羅老(KSLV-1)」を2機打ち上げているが、いずれも打ち上げに失敗している。

 

■Mest

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