米航空宇宙局(NASA)は8月16日、ケネディ宇宙センターでスペースシャトル・エンデバーとスペースシャトル・アトランティスの整備場所を交換した。スペースシャトルの整備場所交換は今回が最後。
エンデバーとアトランティスはそれぞれ2011年6月と7月に退役し、現在展示に向けての整備作業が続けられている。エンデバーはこれまでオービタ整備施設2(OPF-2)で整備作業が行われ、輸送のため、今後、シャトル組立棟(VAB)で待機する。エンデバーは9月中旬頃に、ロサンゼルスにある「カリフォルニア科学センター」に輸送される予定。
一方、アトランティスはこれまでシャトル組立棟(VAB)で保管されていたが、今後、オービタ整備施設2に移動され、ケネディ宇宙センターに展示するための最終準備作業が行われる。アトランティスの展示及び新アトラクションのオープンは2013年7月頃に予定されている。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html