第31次長期滞在クルーのオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士、アンドレ・カイパース宇宙飛行士、ドナルド・ペティット宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船「ソユーズTMA-03M」は7月1日、無事地上に帰還した。

ソユーズTMA-03Mはアメリカ東部夏時間7月1日0時48分(日本時間14時48分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、バイコヌール時間7月1日14時14分(日本時間17時14分)に、カザフスタン・アルカルイク東部に無事着陸した。

着陸は順調に行われ、救助隊は着陸の数分後にソユーズTMA-03Mの帰還カプセルを発見し、カプセルから3名のクルーを抱え、外へと運び出した。第31次長期滞在クルーらは少し疲れた様子だったが、元気な姿を見せた。

第31次長期滞在クルーの宇宙滞在期間は約193日、ISS滞在期間は約191日だった。今後、ロシア人宇宙飛行士は健康診断のため、モスクワ郊外にある星の街で数日間を過ごす予定となっており、NASAの宇宙飛行士はすぐにアメリカに戻る予定となっている。

なお、星出彰彦宇宙飛行士を含む第33次長期滞在クルーを乗せたソユーズTMA-05Mは、7月15日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定となっている。

 

■01.07.2012. Завершён полёт корабля "Союз ТМА-03М", экипаж на Земле!
http://www.energia.ru/ru/iss/iss30/photo_07-01.html