第30次長期滞在クルーのダニエル・バーバンク宇宙飛行士、アントン・シュカプレロフ宇宙飛行士、アナトリー・イヴァニシン宇宙飛行士の3人を乗せたソユーズ有人宇宙船「ソユーズTMA-22」は4月27日、無事地上に帰還した。

ソユーズTMA-22はアメリカ東部夏時間4月27日4時18分(日本時間17時18分)に、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除し、アメリカ東部夏時間4月27日7時45分(日本時間20時45分)に、カザフスタン・アルカルイク東部に無事着陸した。

着陸は順調に行われ、救助隊は着陸の数分後にソユーズTMA-22の帰還カプセルを発見し、カプセルから3名のクルーを抱え、外へと運び出した。第30次長期滞在クルーらは少し疲れた様子だったが、元気な姿を見せた。

第30次長期滞在クルーのロシア人宇宙飛行士は健康診断のため、今後、モスクワ郊外にある星の街で数日間を過ごす予定となっており、NASAの宇宙飛行士はすぐにアメリカに戻る予定となっている。

なお、交代となる第32次長期滞在クルーを乗せたソユーズTMA-04Mは、5月15日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定となっている。

 

 

■April 27, 2012.Soyuz TMA-22 mission accomplished, the crew is back on Earth!
http://www.energia.ru/en/iss/iss29/photo_04-27.html