こちらは「ほうおう座(鳳凰座)」の方向約1500万光年先の不規則銀河「ESO 245-5」です。不規則銀河は星々が集まった中心部や渦巻腕(渦状腕)、回転対称の円盤部といった渦巻銀河で見られるような明確な構造を持たないとされる銀河です。画像のESO 245-5も星が集まっていることはわかるものの、円盤や渦巻といった秩序を感じさせる構造は見られません。

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された不規則銀河「ESO 245-5」(Credit: ESA/Hubble & NASA, M. Messa)】
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された不規則銀河「ESO 245-5」(Credit: ESA/Hubble & NASA, M. Messa)】

この画像の作成には「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」で取得したデータ(近紫外線・可視光線・近赤外線)が用いられています。ハッブル宇宙望遠鏡によるESO 245-5の観測は、低密度の矮小銀河と星団の質量関数(単位体積の空間内に存在する天体の個数を表した質量の関数)の関係を調査する研究の一環として2023年2月に実施されました。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として欧州宇宙機関(ESA)から2024年2月5日付で公開されています。

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文/sorae編集部

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