株式会社誠文堂新光社は、星座の起源を紹介した決定版書籍『星座の起源』を2021年1月20日(水)に発売します。一般的に知られる黄道十二宮の星座はいつどのようにして生まれたのか?エジプト・メソポタミアにその由来をたどる星座の起源を紹介した内容となります。
現在、一般的な星座神話はギリシア神話にまつわる物語として広く知られていますが、人間が星座を作りだした起源は古代エジプト、古代メソポタミアにたどることができます。『星座の起源』では、天文学発祥の地といわれる古代メソポタミアと古代エジプトで、すでに現代の星座に通じる原型が作られていたことを紹介し、黄道十二宮など、よく知られた星座の起源をたどります。星座を生み出した古代の人々の宇宙観や天体観測、やがて科学としての天文学へとつながっていく流れを紹介しています。
なお、『星座の起源』は2010年に同社が刊行した『わかってきた星座神話の起源-エジプト・ナイルの星座』、『同-古代メソポタミアの星座』の2冊を再編集し、加筆・改訂を加えたものとなります。
詳細は誠文堂新光社のWebサイトの紹介ページを参照してください。
【目次抜粋】
古代エジプトの暦と時/古代エジプト人の宇宙観/古代エジプトの星座/デンデラ神殿の天体図/天文学発祥の地・メソポタミア/黄道十二宮の星座/北天の星座/南天の星座、黄道十二宮以外の星座/古代メソポアタミアの天体観測/古代メソポタミアからギリシア、アラビアへ/ヘレニズム時代の科学と天文学/特別対談-古代オリエントの星座を求めて/索引
【書籍概要】
書 名:星座の起源
著 者:近藤 二郎
仕 様:A5判、400ページ
定 価:本体3,000円+税
配本日:2021年1月20日(水)
ISBN:978-4-416-52159-5
Image Credit: 誠文堂新光社
Source: 誠文堂新光社