ロシア連邦宇宙局はバイコヌール時間11月3日3時4分(日本時間6時4分)、ロシアのデータ中継衛星「Loutch 5B」と通信衛星「Yamal 300K」を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9時間後に「Loutch 5B」と「Yamal 300K」をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。

「Loutch 5B」はロシアのレシェトニェフ社(Reshetnev=旧NPO-PM)が製造したデータ中継衛星で、宇宙船や国際宇宙ステーション(ISS)の通信中継などで使用される予定。

一方、「Yamal 300K」もレシェトニェフ社が製造した通信衛星で、Cバンド・トランスポンダとKuバンド・トランスポンダを搭載し、ロシア及びカザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンなどに衛星放送サービスを提供する。

 

■Ракета–носитель «Протон» успешно вывела на орбиту спутники «Луч-5Б» и «Ямал-300K»
http://www.khrunichev.ru/main.php?id=1&nid=2639

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