インド宇宙研究機関(ISRO)は11月26日、「PSLV XL」ロケットにて14機の人工衛星を打ち上げることに成功しました。
今回、PSLV XLはサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられました。そして打ち上げから18分後に、メインのペイロードを投入しています。
ロケットに搭載されていたのは、インドの地球観測衛星「Cartosat-3」です。第3世代の地球観測衛星となるCartosat-3は、高解像度での地上画像の撮影を実施します。
その他にも、サンフランシスコベースのPlanetのキューブサット「SuperDoves」が12機投入されています。SuperDovesはすでにプロトタイプが26機が軌道に投入されており、今回はその通信能力やパフォーマンスが改善されています。
さらにAnalytical Spaceのキューブサット「Meshbed」も搭載されていました。これは、地上との通信技術の実証を目的とした人工衛星です。
今回のPSLV XLの打ち上げは、PSLV XLにとって21回目、そしてインドにとって49回目のロケットの打ち上げとなります。
Image: ISRO
Source: Space.com
文/塚本直樹