【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:NASA)

こちらは、1986年1月24日にアメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号」が撮影した天王星の衛星「ミランダ(Miranda)」です。この画像は、ボイジャー2号に搭載された狭角カメラを使用して取得されたデータをもとに作成されました。

Source
  • Image Credit: NASA/JPL
  • NASA - Highest Resolution Color Picture

 

ミランダは、天王星の主要衛星(※)の中でも最も小さく、直径約480kmしかない小さな天体です。また、他の衛星と比較して、古い地形と新しい地形が混在しているという地質学的にも興味深い特徴を持っています。

※…「ミランダ」「アリエル」「ウンブリエル」「チタニア」「オベロン」

なお、2025年現在までに、ミランダの接近観測をした探査機はボイジャー2号のみとなります。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した天王星とその衛星。最も大きな5つの衛星であるミランダ、アリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロンの他、6番目に大きな衛星のパックも写っている。 (Image Credit: NASA, ESA, CSA, STScI / 日本語は筆者による加筆)
【▲ 参考画像:ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した天王星とその衛星。最も大きな5つの衛星であるミランダ、アリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロンの他、6番目に大きな衛星のパックも写っている(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI / 日本語は彩恵りり氏による加筆)】

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編集/sorae編集部

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