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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


こちらは、2022年10月25日にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が公開した相互作用銀河「IC 1623」(別名 VV 114)です。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「近赤外線カメラ(NIRCam)」と「中間赤外線装置(MIRI)」を使って取得したデータをもとに作成された疑似カラー画像となっています。

Source
  • Image Credit: ESA/Webb, NASA & CSA, L. Armus & A. Evans; Acknowledgement: R. Colombari
  • sorae - 赤外線で明るく輝く銀河核。ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した相互作用銀河「IC 1623」
  • ESA/Webb - Webb Explores a Pair of Merging Galaxies

 

IC 1623は、くじら座の方向に約2億7000万光年先に位置する、2つの銀河が合体しつつある最終段階の銀河です。重力による相互作用と潮汐力の影響で形が大きく歪んでおり、天の川銀河の20倍以上の形成速度で新しい星が生まれています。

ウェッブ宇宙望遠鏡のNIRCamとMIRIによる赤外線画像は、厚い塵を通り抜けて複雑な構造や明るい銀河核を鮮明に捉えています。また、銀河の中央から針のように伸びる光が見られますが、これは望遠鏡の構造によって生じる「回折スパイク」と呼ばれるものです。

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編集/sorae編集部

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