【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


こちらは、南天「くじゃく座」の方向約1億4000万光年先に位置している棒状レンズ状銀河「NGC 7020」です。その特徴はなんといっても中心部分を取り囲む、ほぼ六角形のリング状構造ではないでしょうか。

Source
  • Image Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/H. Dottori, R. J. Díaz, G. Gimeno; Image Processing: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), M. Zamani (NSF’s NOIRLab) & D. de Martin (NSF’s NOIRLab)
  • sorae - 貴重な六角形構造のレンズ状銀河「NGC 7020」ジェミニ南望遠鏡が撮影
  • NOIRLab - A Hexagonal Galactic Center

 

銀河によっては、バルジ(銀河中心部の膨らみ)や棒状構造を囲むようなリングを持つものが知られています。リングの形状は円形や楕円形が一般的ですが、なかには両端が少し尖った「レモン」形や、稀に多角形状のものが見られる場合もあります。NGC 7020は、そんな貴重な「多角形リング」を持つ例のひとつの銀河です。

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編集/sorae編集部

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