中部大学発のベンチャー、テラ・ラボは北海道・大樹町にある多目的航空公園にて、長距離無人航空機「TERRA-EG-4000」の連続100km航行の飛行試験に成功したことを発表しました。
この「TERRA-EG-4000」は、災害現場等での継続的な情報収集を行うために開発中のテラ・ラボ開発の長距離無人航空機。搭載されている可視光カメラ・赤外線カメラ・レーザースキャナー・放射線測定器・マルチスペクトラムカメラなどから、様々な状況の被災地を上空から情報を収集することが可能。バッテリー稼働のドローンやセスナ機などの有人飛行機とは異なる範囲で活躍が期待されます。
今回の試験飛行の成功により、機体の耐久性を実証したことから、今後は衛星通信を用いた1000km航行や10時間飛行を目指していきます。
Image Credit:株式会社テラ・ラボ
■長距離無人航空機(翼長4m)の自動制御による連続100km航行試験成功
http://www.terra-labo.jp/