60基のスターリンク衛星を搭載したファルコン9ロケットの打ち上げ(Credit: SpaceX)

日本時間9月3日21時46分、スペースXは新たに60基のスターリンク衛星の打ち上げに成功しました。打ち上げに使われたファルコン9ロケットの1段目は洋上で待機していたドローン船「Of Course I Still Love You」に着陸、回収に成功しています。すっかりおなじみとなった1段目の着陸は、今回で通算60回目に到達しました。

今回の打ち上げは悪天候のために8月31日から延期されたミッションでした。この日はスターリンク衛星の打ち上げとは別にアルゼンチンの地球観測衛星「SAOCOM 1B」などを搭載したファルコン9が打ち上げられており、もしもスターリンク衛星の打ち上げが延期されていなければ、同じ日に2機のファルコン9がケネディ宇宙センターから打ち上げられていた可能性がありました。

スターリンク衛星の大量打ち上げは今回を含めて12回実施されており、これまでに打ち上げられた衛星の数は713基となりました。スペースXでは最終的に1万2000基の衛星コンステレーションによる全地球規模のネットワーク網構築を目指していますが、初期のサービスは1440基が揃ったところで提供される模様です。2019年5月以降に打ち上げられたスターリンク衛星の数はこの半分ほどであり、今後数か月でさらに700基以上のスターリンク衛星が打ち上げられる予定です。なお、スペースXはさらに3万基のスターリンク衛星を追加で打ち上げることも計画しています。

▲60基のスターリンク衛星が分離された瞬間▲

 

Image Credit: SpaceX
Source: Spaceflight Now / Space.com
文/松村武宏

 

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