![天の川銀河と大マゼラン雲にある22組のブラックホール連星【今日の宇宙画像】](https://sorae.info/wp-content/uploads/2022/05/NASA-GSFC-SVS-Black_Hole_Orrery_Still.jpg)
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、天の川銀河と大マゼラン雲で見つかっている22組のブラックホール連星(ブラックホールを含む連星)です。
Source
この動画は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センターが公開した映像に、soraeが独自の解説を加えて編集したものです。22組のブラックホール連星をすべて同じ縮尺で表し、それぞれの公転軌道面の角度を地球から見た場合の角度に合わせて描写しています。
動画内では、以下の4組の特徴的なブラックホール連星がクローズアップされます。
- 「MAXI J1659」
高速回転するブラックホール連星 - 「A0620-00(いっかくじゅう座X-1)」
既知のブラックホール連星で最も太陽系に近い - ブラックホール連星「Cygnus X-1(はくちょう座X-1)」
観測史上初めて見つかったブラックホール - ブラックホール連星「GRS 1915」
降着円盤を持つブラックホール連星で最も幅が広い
関連記事
- ブラックホール連星「はくちょう座V404星」は三重連星だった可能性
- 「はくちょう座X-1」のブラックホールは従来の予想よりも重かった?
- 連星ブラックホールはどう見える? シミュレーション動画をNASAが公開
- 天の川銀河の恒星ブラックホールとしては最も重い「Gaia BH3」を発見
文・編集/sorae編集部