大韓民国教育科学技術部とロシアのクルニチェフ国家宇宙科学製造センターは11月29日、同日に打ち上げる予定だった「羅老(KSLV-1)」3号機について、打ち上げを中止すると発表した。

発表によると、「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げ約30分前、点検作業中に2段目ロケットで問題が見つかり、協議した結果、同日の打ち上げを中止したという。今の所、新しい打ち上げ日時については未定で、今後、韓国とロシアの専門家らによる問題の原因究明及び対策が行われる。

「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げはもともと10月に予定されていたが、燃料漏れの問題で延期されていた。
韓国とロシアは2009年8月と2010年6月、「羅老(KSLV-1)」を2機打ち上げているが、いずれも打ち上げに失敗している。

 

■Пуск южнокорейской ракеты-носителя KSLV-1 намечен на 29 ноября
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