大韓民国教育科学技術部とロシアのクルニチェフ国家宇宙科学製造センターは10月26日、今月中に打ち上げる予定だった「羅老(KSLV-1)」3号機について、打ち上げを延期すると発表した。

発表によると、「羅老(KSLV-1)」3号機の打ち上げは10月26日に予定されていたが、ヘリウム注入時に漏れが発生したため、打ち上げ準備作業が中断された。原因は密封するためのゴムリングの破損とみられるが、クルニチェフ国家宇宙科学製造センターは現在、詳細分析を進めている。

ロシア側は分析には数日以上かかると説明しており、打ち上げは11月中旬に延期されるとみられる。なお、新しい打ち上げ日時は発表されていない。

韓国とロシアは2009年8月と2010年6月、「羅老(KSLV-1)」を2機打ち上げているが、いずれも打ち上げに失敗している。

 

■О переносе пуска ракеты-носителя KSLV-1
http://www.khrunichev.ru/main.php?id=1&nid=2635

最終更新日:2022/11/09

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