【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: Addy Graham/University of Arizona
- sorae - 地球の準衛星「カモオアレワ」は月の破片かもしれない
地球の自然衛星は「月」だけであると一般的に言われますが、小さな小惑星の中には短期間だけ地球の「第2の月」となった小惑星がいくつか見つかっています。
冒頭の画像は、soraeが2021年11月16日の記事内で紹介した『地球と月の近くを移動する小惑星「カモオアレワ」を描いた想像図』です。
小惑星「カモオアレワ」(469219 Kamo`oalewa)は、地球に接近する軌道を描く「地球接近天体」の一つであるとともに、あたかも地球を周回しているように見える「準衛星」としても知られています。カモオアレワは、準衛星の中でも最も軌道が安定していると考えられており、準衛星である期間は約300年と推定されてます。
元記事では「小惑星カモオアレワが地球の月の破片である可能性」が示されたとする研究成果を紹介しています。また、2023年4月には地球の新たな準衛星「2023 FW13」が発見されたことも報じていますのでそちらも合わせて参照ください。
参考リンク:月以外の地球の衛星(Wikipedia)