【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
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こちらは、soraeが2022年10月20日の記事内で紹介した『わし星雲の「創造の柱(Pillars of Creation)」』です。
この画像はジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「近赤外線カメラ(NIRCam)」を使って取得されたデータをもとに作成されました。人の目が捉えることのできない赤外線の波長で観測されたデータを着色した疑似カラー画像となります。
柱のように見える部分は、ガスと塵が集まってできた冷たい分子雲です。分子雲の密度が高まった部分は自身の重力で崩壊して、そこから新しい星が形成されます。柱のすぐ外側では、この領域で新たに形成された星々が輝いています。
また、一部の柱の先端が赤く輝いている部分があります。これは、これは分子雲の中で形成途中の若い星と関係があるようです。
「創造の柱」という名前が示すように、この画像には形成されて間もない星とその誕生の現場が捉えられているのです。