【速報】H3ロケット8号機の打ち上げは発射直前に中止 設備系の異常発生で緊急停止発令(2025年12月17日11時42分更新)
JAXA=宇宙航空研究開発機構は2025年12月15日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」5号機(QZS-5)を搭載する「H3」ロケット8号機の打ち上げ日時が決定したと発表しました。
H3ロケット8号機の打ち上げ日時は、日本時間2025年12月17日11時10分00秒となります。打ち上げ予備期間は2025年12月18日~2026年1月31日です。
みちびき5号機とH3ロケット8号機については、以下の記事をご参照ください。
- JAXAが「みちびき」5号機を搭載した「H3」ロケット8号機の打ち上げ予定日を再設定 12月17日に打ち上げへ(公開:2025年12月13日)
IMUの交換を実施 加速度計の1つで内部回路の接触不良を1箇所確認
当初、H3ロケット8号機は2025年12月7日に打ち上げられる予定でしたが、ロケット2段目の搭載機器のひとつであるIMU(慣性センサユニット、慣性計測装置)に確認が必要な事象が認められたため、JAXAは12月3日に打ち上げを延期すると発表していました。
JAXAによると、12月2日に実施された最終機能点検において、IMUの全6個の加速度計のうち1つで、一時的に通常とは異なる出力が確認されました。IMUを取り外して分解調査を行ったところ、内部回路の1箇所に接触不良が確認されており、温度変化などで接触状態が変化した際に一時的な出力異常が発生したとみられています。
この事象について、JAXAは製造工程の作業のばらつきなどによってごくまれに発生し得る事象と評価しており、8号機については健全性の確認されたIMUに交換済みで、今後の機体については検査プロセスの見直しなどを検討するということです。
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文・編集/sorae編集部
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