【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
地球からおよそ46億光年先に位置するこの銀河団の画像を見ると、その中心付近に一部が途切れた円弧状の天体が写っています。
この円弧は、銀河団よりさらに遠方にある銀河からの光が、銀河団の重力によって生じる重力レンズ効果によって進む向きを曲げられた結果、地球からは極端に歪んだ姿として捉えられたものです。
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歪んで見えているその銀河は「サンバースト・アーク(Sunburst Arc)銀河」(※)と呼ばれています。単に歪んでいるだけでなく、少なくとも12個の「分身」が生じていることが分かっています。
※…サンバースト・アーク銀河の正式名称は「PSZ1 G311.65-18.48」です。
円弧は全部で4つ確認(下記の図では①〜④)されていますが、中心から見て上の円弧には6個、右上の円弧には4個、そして右と左下にある円弧にはそれぞれ1個ずつの像が含まれていると考えられています。
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編集/sorae編集部