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CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年5月27日、文昌航天発射場から「長征7号改」ロケットを打ち上げ、搭載していた通信技術試験衛星24号を所定の軌道へ投入しました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:長征7号改(通信技術試験衛星24号)

・ロケット:長征7号改(Long March 7A)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年5月27日 1時16分
・発射場:文昌航天発射場(中国)
・ペイロード:通信技術試験衛星24号(TJSW-24)

今回打ち上げられた通信技術試験衛星24号は、CASC傘下の上海航天技術研究院(第八院)が開発した衛星で、中国側の発表によると、多周波数帯における高速通信技術の軌道上検証を目的としています。

長征7号改について

長征7号改は、CASCの中国運載火箭技術研究院(CALT)が開発した新世代の中型高軌道向け液体燃料ロケットです。3段式にブースター4基を備え、ブースターから第2段まではケロシンと液体酸素、第3段には液体水素と液体酸素を推進剤として使用します。

全長は約60.13m、打ち上げ質量は約573tで、静止トランスファー軌道(GTO)へ約7t、中軌道トランスファー軌道(MTO)へ8t以上の打ち上げ能力を持っています。直径4.2mと3.7mの2種類のフェアリングに対応しており、単一衛星の打ち上げに加えて2機同時投入にも対応可能です。

CALT(中国運載火箭技術研究院)の発表によると、今回のミッションでは長征7号改が新たに建設された総装テスト棟で初めて組立・テストを実施しました。文昌航天発射場における長征7号シリーズの発射設備は、2つの総装テスト棟・2基の移動発射台・2セットの地上測定発射制御設備の体制が整ったことで、年間の打ち上げ能力が6回から12回に倍増しています。今回は長征7号改の2026年初打ち上げであり、今後は高頻度打ち上げ体制に入ると報じられています。

関連画像・映像

文昌航天発射場から打ち上げられた「長征7号改」ロケット(Credit: 中国運載火箭技術研究院)
【▲ 文昌航天発射場から打ち上げられた「長征7号改」ロケット(Credit: 中国運載火箭技術研究院)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典