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CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年10月23日から25日にかけて、太原衛星発射センター、酒泉衛星発射センター、海南商業航天発射場からロケットを3日連続で打ち上げました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:長征6号甲(遥感50号03星)

・ロケット:長征6号甲(Long March 6A)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年10月23日19時15分
・発射場:太原衛星発射センター(中国)
・ペイロード:遥感50号03星

遥感50号03星は、CASC傘下の上海航天技術研究院(八院)が開発した衛星で、国土の調査、農作物の収量推定、防災・減災などの分野で使われるとしています。打ち上げに使われた長征6号甲は、液体推進剤を使うコア機体に固体燃料ブースターを組み合わせたロケットです。高度700kmの太陽同期軌道に4.5トン以上を打ち上げる能力があります。

打ち上げ情報:長征4号乙(遥感53号/遥感56号)

・ロケット:長征4号乙(Long March 4B)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年10月24日4時25分
・発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
・ペイロード:遥感53号07~09星、遥感56号19~21星

遥感53号07~09星と遥感56号19~21星は、科学試験、国土資源の調査、農産物の収量推定、防災・減災などの分野で使われるとしていますが、搭載機器や詳しい仕様は明らかにされていません。長征4号乙は、常温で貯蔵できる液体推進剤を使う3段式のロケットで、太陽同期軌道に最大3.3トンを打ち上げられます。

打ち上げ情報:長征8号甲(衛星インターネット低軌道第28組衛星)

・ロケット:長征8号甲(Long March 8A)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年10月25日11時03分
・発射場:海南商業航天発射場(中国)
・ペイロード:衛星インターネット低軌道第28組衛星(SatNet LEO Group 28)

衛星インターネット低軌道第28組衛星は、CASC傘下の中国空間技術研究院(五院)が開発した、中国の低軌道衛星インターネット計画に関わる通信衛星群です。長征8号甲は、第1段に液体酸素・ケロシン、第2段に液体酸素・液体水素を使い、液体燃料ブースター2基を組み合わせたロケットです。直径5.2mのフェアリングを採用し、低軌道や中軌道の衛星コンステレーションの打ち上げに対応しています。

長征8号甲は、約1か月前の9月23日にも、同じ海南商業航天発射場から衛星インターネット低軌道第26組衛星を打ち上げています。

関連画像・映像

2026年10月23日(日本時間)、遥感50号03星を搭載して打ち上げられた「長征6号甲」ロケット(Credit: CASC/宋天宇)
【▲ 2026年10月23日(日本時間)、遥感50号03星を搭載して打ち上げられた「長征6号甲」ロケット(Credit: CASC/宋天宇)】
2026年10月24日(日本時間)、遥感53号07~09星と遥感56号19~21星を搭載して打ち上げられた「長征4号乙」ロケット(Credit: CASC/史悦)
【▲ 2026年10月24日(日本時間)、遥感53号07~09星と遥感56号19~21星を搭載して打ち上げられた「長征4号乙」ロケット(Credit: CASC/史悦)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典