日本時間2025年8月10日、NASA=アメリカ航空宇宙局の有人宇宙飛行ミッション「Crew-10(クルー10)」のクルーが搭乗したSpaceX(スペースX)の「Crew Dragon(クルードラゴン)」宇宙船が地球に帰還しました。
JAXA大西卓哉宇宙飛行士ら4名が148日間の宇宙滞在を終える
Crew-10はISSへの有人宇宙飛行ミッションです。コマンダーはNASAのAnne McClain宇宙飛行士、パイロットはNASAのNichole Ayers宇宙飛行士、ミッションスペシャリストはJAXA=宇宙航空研究開発機構の大西卓哉宇宙飛行士、およびRoscosmos(ロスコスモス)のKirill Peskov宇宙飛行士です。
NASAによると、日本時間2025年3月16日から長期滞在を行ってきた4名が搭乗したCrew Dragon宇宙船は、日本時間2025年8月9日7時15分(アメリカ東部夏時間2025年8月8日18時15分)にISSを離脱し、17時間ほど後の日本時間2025年8月10日0時33分(アメリカ東部夏時間2025年8月9日11時33分)にアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ沖に着水しました。
回収船の船上で宇宙船を降りた4名はメディカルチェックを受けた後にヘリコプターで陸上へ移送され、NASAの航空機でカリフォルニア州からテキサス州ヒューストンに戻るということです。
NASA有人ミッションのCrew Dragonが初めて西海岸側に着水
なお、NASAの有人宇宙飛行ミッションで使用されるCrew Dragon宇宙船がアメリカ西海岸側に着水するのは、Crew-10が初めてとなります。
SpaceXが現在運用しているCrew Dragon宇宙船と「Cargo Dragon(カーゴドラゴン)」補給船は東海岸側に着水してきましたが、大気圏再突入前に投棄される機体後方の「トランク」と呼ばれる円筒形の部分が燃え尽きずに地上へ落下するリスクを低減するために、2025年4月に実施された民間有人宇宙飛行ミッション「Fram2(フラム2)」以降は、かつてSpaceXが運用していた「Dragon(ドラゴン)」補給船の頃と同じ西海岸側への着水が行われています。
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文・編集/sorae編集部
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