
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
ω形の光点の正体は?
一見すると未確認飛行物体を捉えたかのようにも見えるこの画像は、soraeが2021年6月19日の記事で紹介した、褐色矮星の連星系「Luhman 16(ルーマン 16)」の天球上における見かけの動きを撮影した合成画像です。
Source
- Image Credit: ESA/Hubble & NASA, L. Bedin et al.
- sorae - 踊る2つの小さな星。ハッブル宇宙望遠鏡が観測し続けた褐色矮星の連星の動き
Luhman 16が描いた3年分の軌跡
点が鎖状に並んでいるこの不思議な画像は、2014年8月22日から2016年10月4日までにハッブル宇宙望遠鏡が12回にわたって撮影したデータを重ね合わせたもの。連なった光点は南天の「ほ座」の方向、約6.5光年先にある連星「Luhman 16A」と「Luhman 16B」 です。
点が曲線を描いているのは、①連星系全体の固有運動、②地球公転による年周視差、③A・Bが互いを周回する公転運動が重なっているため。実際の移動量は2年間で満月の約300分の1(約6″)にすぎませんが、複合した軌跡が「ω」や「3」のような形に見えるわけです。
【▲Luhman 16AとLuhman 16Bの動きを示したアニメーション▲】
(Credit: ESA/Hubble, L. Bedin et al.)
文/sorae編集部
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