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SpaceX(スペースX)は日本時間2026年6月17日、ケープカナベラル宇宙軍基地から「Falcon 9(ファルコン9)」ロケットを打ち上げ、アメリカ企業AST SpaceMobileの次世代通信衛星「BlueBird(ブルーバード)」3機を所定の軌道へ投入しました。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

打ち上げ情報:Falcon 9(BlueBird 8-10)

・ロケット:Falcon 9 Block 5
・打ち上げ日時:日本時間 2026年6月17日 15時39分
・発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地 SLC-40(アメリカ)
・ペイロード:BlueBird 8・9・10(BlueBird Block 2)

今回打ち上げられたのは、ASTの第2世代となる「BlueBird Block 2」衛星3機です。Block 2は、第1世代にあたる「BlueBird Block 1」と比べて通信能力を向上した衛星で、宇宙からスマートフォンへ直接、高速セルラーブロードバンド通信を提供することを目指しています。ASTによると、BlueBird 8・9・10は、同社の初期のBlock 1衛星で実証された98.9Mbpsのピークダウンロード速度のほぼ2倍にあたる通信速度を目指しており、音声・データ・動画の各サービスをサポートする設計です。

Block 2は、最大で約2400平方フィート(約223平方m)に及ぶ大型の通信アレイを備えており、商用として低軌道(LEO)に展開される通信衛星としては史上最大級のサイズになるとされています。

ASTのBlueBird衛星は、宇宙空間の人工衛星と地上のスマートフォンが直接通信を行う「Direct-to-Device(D2D※)」技術に対応しています。専用のアンテナや機器を必要とせず、市販のスマートフォンをそのまま利用できるのが特徴です。

※…宇宙空間の人工衛星と、地上の市販スマートフォンが直接通信を行う技術。同種の技術は、SpaceXのStarlinkなど他社では「Direct-to-Cell(DTC)」とも呼ばれる。

関連画像・映像

ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた「Falcon 9」ロケット(Credit: SpaceX)
【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた「Falcon 9」ロケット(Credit: SpaceX)】
大型アレイを展開したBlueBird衛星のイメージ図(Credit: AST SpaceMobile)
【▲ 大型アレイを展開したBlueBird衛星のイメージ図(Credit: AST SpaceMobile)】
北米上空を飛行する複数のBlueBird衛星のイメージ図(Credit: AST SpaceMobile)
【▲ 北米上空を飛行する複数のBlueBird衛星のイメージ図(Credit: AST SpaceMobile)】

 

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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参考文献・出典