
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、仮説上の天体構造「シネスティア(synestia)」を描いた想像図です。
Source
- Image Credit: Ron Miller/Scientific American
- sorae - 巨大衝突直後の原始惑星はドーナツ状の天体「シネスティア」になった?
- » カリフォルニア工科大学 - Planetary Collisions Can Drop the Internal Pressures in Planets
シネスティアは、原始地球のような岩石惑星が巨大衝突(ジャイアント・インパクト)を受け、外層が溶融・蒸発して球形を保てなくなり、ドーナツ状に膨張した岩石蒸気体として一時的に存在する状態のことを指します。固体表面はなく、内側から外側へ連続する流体構造で、徐々に冷えるにつれて単一(または複数)の原始惑星が再構成されることで消滅すると考えられています。
2018年に発表された研究では、初期の地球で発生した巨大衝突によるシネスティアのなかから月が誕生したとされており、月の組成が地球によく似ていることの理由を説明できるとされていました。
シネスティアはまだ観測的な証拠がなく、理論上の存在ですが、惑星の形成や月の起源を理解する上で興味深い研究対象となっています。
編集/sorae編集部
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