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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、チリの「ベラ・ルービン天文台」が観測した「おとめ座銀河団」の一角です。画像を埋め尽くすように散らばっている小さな光の点は、手前にある天の川銀河の星を除くと、そのほとんどが遠くの銀河です。

この画像は、日本時間2025年6月24日にルービン天文台が最初に公開した「おとめ座銀河団」の画像から、一部を切り出したものです。

ルービン天文台が観測した渦巻銀河「NGC 4411b」(左)と「NGC 4411a」(右)。その上には、銀河同士を結ぶ淡い構造が見られるコンパクト銀河群「RSCG 55」が写っている(Credit: NSF–DOE Vera C. Rubin Observatory/NOIRLab/SLAC/AURA)
【▲ ルービン天文台が観測した渦巻銀河「NGC 4411b」(左)と「NGC 4411a」(右)。その上には、銀河同士を結ぶ淡い構造が見られるコンパクト銀河群「RSCG 55」が写っている(Credit: NSF–DOE Vera C. Rubin Observatory/NOIRLab/SLAC/AURA)】

画像の中でもとくに目立つ、渦を巻く2つの銀河は、左が「NGC 4411b」、右が「NGC 4411a」です。どちらも明るい中心部から、渦を巻くように腕が伸びています。すぐ隣に並んでいるので、互いの重力で影響を及ぼし合っているようにも見えます。しかし、アメリカ国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)によると、2つの銀河には腕のゆがみといった、重力による影響を示す兆候は見られないといいます。

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銀河を結ぶ淡い光の筋

一方、2つの渦巻銀河の上には、数個の銀河が狭い範囲に集まり、淡い光の筋でつながっている様子が写っています。これは、互いの重力で影響を及ぼし合っているコンパクト銀河群「RSCG 55」です。

おとめ座のコンパクト銀河群「RSCG 55」
【▲ おとめ座のコンパクト銀河群「RSCG 55」(Credit: DESI Legacy Imaging Surveys/LBNL/DOE & KPNO/CTIO/NOIRLab/NSF/AURA; Image processing: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF NOIRLab), D. de Martin (NSF NOIRLab) & M. Zamani (NSF NOIRLab))】

NOIRLabによると、銀河のあいだに伸びる光の筋は、過去に銀河同士が接近した際、一方の銀河からもう一方へと引き出された星やガス、塵でできているといいます。銀河同士をつなぐ「橋」のような構造で、RSCG 55の銀河は、互いに及ぼし合う潮汐力によって形がゆがんだり、渦巻腕が尾のように伸びたりしています。

 

編集/sorae編集部

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参考文献・出典

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