
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、NASAの太陽探査機「Parker Solar Probe(パーカー・ソーラー・プローブ)」に搭載されている広視野カメラ「WISPR」によって、太陽表面からおよそ600万kmという近さから撮影された、太陽の外層大気「コロナ」と、そこから吹き出す「太陽風」です。
画面全体に広がる白い煙のような筋は、太陽の外層大気「コロナ」に現れるストリーマと呼ばれる筋状の構造など、太陽の周囲に広がる大気とそこから吹き出す太陽風の流れをとらえたものです。
- Image Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Lab
- sorae - 太陽表面から約600万km NASA探査機が観測した太陽コロナと太陽風
- NASA - NASA’s Parker Solar Probe Snaps Closest-Ever Images to Sun

今回紹介している画像や動画は、日本時間2024年12月25日から26日にかけて行われた、人類の探査機として史上最も太陽に近づいたフライバイの際に取得されたものです。WISPRで連続撮影した画像をつなぎ合わせることで、コロナから放出された太陽風の動きが、5秒間のアニメーションとして表現されています(sorae編集部では繰り返し再生の処理を追加しています)。
このときの観測では、大量のプラズマが塊となって放出される「コロナ質量放出(CME)」が複数回発生し、それらが衝突・合体していく様子が高解像度でとらえられました。CMEはときに地球へ到達し、磁気嵐を起こして人工衛星や通信網、電力網に影響を与えることがあります。太陽に“触れにいく”この探査機の成果は、宇宙天気を予測し、私たちの暮らしを守る手がかりとして、今後ますます重要になっていきます。
編集/sorae編集部
関連記事
- 人類史上初「太陽の大気」に突入! NASA探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」
- 太陽コロナの内側から見た景色。史上初めて到達したNASA探査機が撮影
- これが太陽の表面。ハワイの太陽望遠鏡が高解像度画像と動画を公開
- 太陽の直径は139万1560km 「pモード」による初の計算結果










