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【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、目に見えない「ダークマター(暗黒物質)」が宇宙にどのように広がっているのかを再現したマップです。黒い筋状の構造として描かれているのがダークマターで、その結び目の部分にオレンジ色で示された通常の物質が集まり、クモの巣のような宇宙の骨組みを形づくっています。

 

アメリカ自然史博物館のヘイデンプラネタリウムで紹介された「ダークマター」のマップ(Credit: Tom Abel & Ralf Kaehler (KIPAC, SLAC), AMNH)
【▲ アメリカ自然史博物館のヘイデンプラネタリウムで紹介された「ダークマター」のマップ(Credit: Tom Abel & Ralf Kaehler (KIPAC, SLAC), AMNH)】

この画像は、アメリカ自然史博物館のヘイデンプラネタリウム(Hayden Planetarium)の宇宙ショー「Dark Universe」(※)で使われている、詳細なコンピュータシミュレーションの1コマです。

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銀河の回転速度や銀河団の激しい運動、重力レンズ現象、さらには宇宙マイクロ波背景放射の揺らぎまで、さまざまな観測結果が「見えない重い物質=ダークマター」の存在を強く示しており、このシミュレーションも統計的にそれらとよく一致するように作られています。

ダークマターそのものは「光を出さず、吸収も反射もしない」ため直接見ることはできませんが、その強い重力が宇宙の構造を形づくる“裏方”として働いていると考えられています。かつては宇宙で最も奇妙な重力源とみなされてきましたが、現在では、宇宙の加速膨張を引き起こしているとされる「ダークエネルギー」のほうが、さらに謎めいた存在と考えられています。

※…「Dark Universe」が初公開されたのは2013年11月2日です。

 

編集/sorae編集部

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