宇宙旅行者の高松聡さん、 ISSへの宇宙飛行契約を締結 2〜4年後に打ち上げ

ISS
Image credit: NASA
 宇宙旅行会社のスペース・アドヴェンチャーズ社は6月22日、宇宙旅行者として訓練を続けていた日本人の高松聡さんとの間で、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行契約を結んだと発表した。打ち上げ時期はまだ未定で、今後2年から4年の間になるという。
 高松さんは、別の宇宙旅行者である英国人歌手のサラ・ブライトマンさんのバックアップ・クルーとして、今年1月から宇宙飛行に向けた訓練を続けていた。ブライトマンさんは今年9月に「ソユーズTMA-18M」宇宙船に搭乗し、ISSに向けて出発する予定だったが、今年5月に家庭の事情により延期することを決定したことから、バックアップ・クルーとして訓練を続けていた高松さんが代わりに飛ぶのか、それとも別の宇宙飛行士が飛ぶのかに注目が集まっていた。
 今回の発表によると、高松さんは宇宙飛行に向けた準備が必要であるため、ソユーズTMA-18Mではなく、より将来の飛行機会を待つことを決定したという。
「私は宇宙飛行の夢を実現する時期について深く塾考し、そして私の宇宙におけるプロジェクトのために、ハードウェアとソフトウェアの両方において、最先端の技術を必要とするとの結論に至った。私はこのプロジェクトに専念する必要があり、それらの準備を入念にすると、9月の打ち上げには間に合わない。そのため、私は時期が整うまで待つことにした」(高松さん)。
 またスペース・アドヴェンチャーズ社のトム・シェリー社長は「1月以来、高松さんはソユーズTMA-18Mのバックアップ・クルーとして訓練を積んでおり、彼がこれまでに成し遂げた仕事について誇りに思う。彼の宇宙計画の決定にしたがって、彼はソユーズTMA-18Mのバックアップ・クルーを降りることとなった。彼は将来の国際宇宙ステーションへの飛行に向けて、『完全な訓練を積んだ、宇宙飛行に参加する宇宙飛行士』としての認定を受けるため、引き続き訓練を続ける。我々は彼が2〜4年のうちに宇宙へ飛び、彼の夢が叶えられることを願っている」と述べている。
 なお、6月22日にロシア連邦宇宙庁は、ブライトマンさんの代わりにカザフスタン宇宙庁所属のアイディン・アイムベトフ(Айдын Аимбетов)宇宙飛行士が搭乗することを発表している。
写真=NASA。
■Space Adventures, Ltd. | Space Adventures announces contract with Satoshi Takamatsu for a future orbital spaceflight mission
http://www.spaceadventures.com/press_releases/space-adventures-announces-contract-with-satoshi-takamatsu-for-a-future-orbital-spaceflight-mission/

ページ上部へ戻る