CASC(中国航天科技集団)は日本時間2026年3月26日7時51分、太原衛星発射センターから「長征2号D」ロケットを打ち上げ、地球観測衛星「四維高景2号(SuperView Neo 2)」05、06の2機を所定の軌道へ投入することに成功しました。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:長征2号D(四維高景2号05、06)
・ロケット:長征2号D(Long March 2D/長征二号丁)
・打ち上げ日時:日本時間 2026年3月26日7時51分
・発射場:太原衛星発射センター(中国)
・ペイロード:四維高景2号05、06(SuperView Neo 2-05 & 06、Siwei Gaojing-2-05 & 06)
四維高景2号05、06は、CASC傘下の大手空間情報サービス企業「中国四維(China Siwei)」が商業運用する地球観測衛星で、同じくCASC傘下の上海航天技術研究院(SAST/航天八院)が開発を担当しています。
2機はそれぞれ高分解能の合成開口レーダー(SAR)を搭載しており、約200メートルの間隔を保った編隊飛行を行いながら、昼夜・天候を問わず1メートル未満の解像度でレーダー画像を取得できます。取得データからは縮尺2万5000分の1のデジタル表面モデルやレーダー正射画像が作成されるほか、高精度な3次元地形図の生成にも対応しています。自然資源の監視、都市の安全管理、防災・緊急対応、海洋監視など幅広い分野での活用が見込まれています。
軌道投入後は、すでに運用中の03・04号機(2024年11月打ち上げ)と合わせた「4機2組」の運用体制となります。これにより対象地域の最大再訪時間が8日まで短縮され、データ取得能力が向上するとされています。なお、01・02号機は2022年7月に打ち上げられており、四維高景2号シリーズは今回で計6機体制となりました。
また今回のミッションでは、打ち上げに用いられた「長征2号D」ロケットとして初めて最大直径4.2メートルの複合材料フェアリングが採用されたほか、推進剤タンク外壁の無線温度測定システムが初めて正式運用されたことも発表されています。
今回の打ち上げは長征2号Dの103回目の飛行であり、長征シリーズ全体では634回目の打ち上げとなりました。
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文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部
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参考文献・出典
- Xinhua - 我国成功发射四维高景二号05、06星
- China Daily - 长二丁火箭成功发射四维高景二号05、06星
- CASC - 長征系列運載火箭発射記録
- Go4Liftoff - Long March 2D | SuperView Neo 2-05 & 06










