ロスコスモスは11月27日、来年「ソユーズMS-16」として打ち上げられる予定のソユーズ宇宙船が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に到着したことを発表しました。

■JAXAの星出氏に代わりNASAのキャシディー氏が搭乗

バイコヌールに到着したソユーズMS-16宇宙船(Credit: ROSCOSMOS)

当初このソユーズには、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士である星出彰彦氏が搭乗する予定でした。ところが、スペースXとボーイングがそれぞれ開発している宇宙船「クルー・ドラゴン」と「CST-100 スターライナー」の開発が遅延している影響で、星出氏に代わりNASAの宇宙飛行士Christopher Cassidy(クリストファー・キャシディー)氏が搭乗することになり、星出氏のISS滞在は延期されることとなってしまいました。

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ソユーズMS-16は2020年4月に打ち上げられる予定で、キャシディー氏とロシアの宇宙飛行士2名を国際宇宙ステーション(ISS)まで運びます。

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■プログレス補給船の打ち上げ準備も進む

プログレスMS-13補給船への物資搭載作業の様子(Credit: ROSCOSMOS)

また、バイコヌール宇宙基地では、ISSに物資を運搬する補給船「プログレスMS-13」の打ち上げ準備も進められています。今回のプログレスには食糧や水、医薬品をはじめ、JAXAの高品質タンパク質結晶生成実験サンプルなど、合計1350kgの貨物が搭載されます。

プログレスMS-13の打ち上げは12月6日18時34分(日本時間)が予定されています。

 

Image Credit: ROSCOSMOS
http://en.roscosmos.ru/
https://spaceflightnow.com/2019/11/09/next-three-man-soyuz-crew-training-to-have-space-station-to-themselves/
http://iss.jaxa.jp/iss/flight/74p/
文/松村武宏