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4月8日未明の月と火星と土星が接近する天体イベント、観測できましたでしょうか?下弦の月と火星と土星の三角形に並ぶ様子が見られるチャンスなので、編集部でも撮影に挑戦してみました。
 
事前情報では当日は天気予報は晴れ、観測できる主な時間帯は午前3〜4時頃。他には季節外れの寒さが戻ってくる事と強い風に注意というもの。
 
天体イベントは天候によって泣かされる事もしばしばありますが、晴れという情報を元に空が明るくなり始めるまで待機をしようと、午前3時過ぎに外出。
 

午前3時台後半の南南東の空

 
外出前はまったく問題なかった夜空が一転、月明かりすら隠してしまう厚い曇に覆われる状況に……。風の様子から雲の流れが速く、南南東の空もすっかり灰色に包まれてしまいました。
 
撮影は絶望的かと思いつつ待つこと30分。強風によって隠された夜空もまた強風によって回復の兆しを見せ、運良く南南東の夜空にぽっかりと月が出現!
 
写真は午前4時10分頃の南南東の空。
 

南南東がスッキリした夜空に

 
先程の曇り空が嘘のように変わり、眩しい程の月と火星や木星が夜空に浮かびました。左上の月、中央下の火星、右上の土星が見事に三角形に並んでいます
 
見やすく拡大した画像が以下になります。
 

 
衛星と惑星が限定的な時間とタイミングで形を作り出す状況はなんだかとても魅了されてしまいますね。
 
またこの状況も手伝って、下弦の月の境界線のクレーターの陰影はいつもより美しく印象的に見えました。
 
Image Credit: sorae編集部

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