スターリンク衛星を搭載したファルコン9ロケット

スターリンク衛星を搭載したファルコン9ロケット(Credit: SpaceX Twitter)

米スペースX社は、コンステレーション衛星「スターリンク」60基の打ち上げに成功しました。打ち上げは現地時間11月24日午後9時13分、フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地で行われました。第一段機体は、ドローン船「Of Cource I Still Love You」号に着陸し、回収に成功。ファルコン9ロケットの打ち上げに欠かせないものとなっています。また、今回使用された第一段機体は7回目の飛行、回収を達成し、記録を更新しました。

スターリンク衛星は、スペースX社が進めるインターネットサービスに使用する超小型衛星です。現在総計955基が打ち上げられ、軌道上には895基が展開されています。インターネットサービスの試験も北アメリカと南カナダの一部地域で始まり、今後も拡大される予定です。

スペースX社にとって2020年は大きなマイルストーンとなりました。同社の代表的なロケットであるファルコン9ロケットは今回で100回目の打ち上げを達成しています。1ヶ月前の10月24日にはファルコン1ロケット、ファルコンヘビーロケットを含めた100回目の打ち上げに成功するなど飛ぶ鳥を落とす勢いです。さらに、今年5月と11月には同社が開発した有人宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功しています。これによりスペースシャトル引退以来、9年ぶりにアメリカが有人宇宙飛行の手段を持ったことで、大きな脚光を浴びました。また、来週には同社が開発を進める大型ロケット「スターシップ」の試験機「SN8」が高度15kmの飛行に挑戦する予定です。

 

Image Credit: SpaceX Twitter
Source: Space News, Space.com
文/出口隼詩

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