【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
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こちらは、soraeが2024年5月1日の記事内で紹介した『暗黒星雲「馬頭星雲」のクローズアップ画像』です。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の「中間赤外線観測装置(MIRI)」で取得したデータをもとに作成された疑似カラー画像です。
画像下側の白い煙のようなものは“馬のたてがみ”にあたる部分で、水素・メタン・氷(水の氷)といったさまざまな物質を含む分子雲の構造が詳細に捉えられています。
研究チームは、馬頭星雲の照らし出された縁の構造を40~400天文単位という小さなスケールで初めて明らかにしました。紫外線によって蒸発した分子雲から加熱されたガスとともに掃き出された塵の動きを追跡できる特徴をウェッブ宇宙望遠鏡は捉えており、塵がどのようにして光を遮り、赤外線を放出しているのかを調査するとともに、星雲の形状を多次元でより深く理解することができたといいます。
(元記事より引用)
文/sorae編集部