【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

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  • Image Credit: Gabriel Perez Diaz/Instituto de Astrofísica de Canarias
  • sorae – 破壊に至る螺旋。ホットジュピター「ケプラー1658b」は恒星に近付き続けている

 

こちらは、soraeが2023年1月3日の記事内で紹介した『恒星「ケプラー1658」と太陽系外惑星「ケプラー1658b」の想像図』です。

ケプラー1658bはケプラー宇宙望遠鏡による観測で最初に検出され、2019年に系外惑星であることが確認されました。木星と比べて直径はほぼ同じですが、質量は約5.9倍。公転周期は約3.8日で、ホットジュピター(公転周期が約10日以下の巨大ガス惑星)に分類されています。また、主星の「ケプラー1658」は太陽と比べて質量は約1.5倍・直径は約2.9倍の準巨星(※)です。

※…主系列星から赤色巨星に進化しつつある恒星

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研究チームが13年分の観測データをもとに、ケプラー1658の明るさの変化を分析したところ、ケプラー1658bの公転周期が短くなり続けていることがわかりました。公転周期が短くなるということは、公転軌道が小さくなって、主星により近付くことを意味します。

ケプラー1658bは公転軌道が少しずつ減衰して主星に近付き続けていて、最終的に破壊される運命にあるようです。

(元記事を要約)

 

文/sorae編集部

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