【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

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  • Image Credit: Danielle Futselaar、artsource.nl
  • sorae – 短命な天体「宇宙の噴水」は共通外層を持つ連星の可能性、アルマ望遠鏡の観測成果

 

こちらは、soraeが2022年1月29日の記事内で紹介した『「宇宙の噴水」天体』の想像図です。

宇宙には2つ以上の星からなる連星が数多く存在しています。この連星をなす恒星の1つが巨星へと進化した時、すぐ近くを別の星が公転していた場合、両者は一体化すると想定されています。一体となった星を取り巻くガスと塵の分厚い層は「共通外層」と呼ばれています。

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共通外層をまとった天体のなかには「宇宙の噴水」天体と呼ばれるものがあります。「宇宙の噴水」天体とは水分子が放つメーザー(レーザーの電波版)が観測される天体で、高速のジェットを双方向に噴出しているとみられています。また、「宇宙の噴水」は恒星の一生のうち、最後のわずか100年未満の期間に相当する天体だと考えられているといいます。

元記事では、質量が太陽程度の星々からなる連星は必ず「宇宙の噴水」天体になる可能性を解説しています。

 

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