スペースXは、日本時間2024年12月29日に「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたAstranisのMicroGEO衛星は、予定通りの軌道へ投入されたことが同社の公式SNSやウェブサイトで報告されています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
打ち上げ情報:ファルコン9(Astranis: From One to Many)
- ロケット:ファルコン9 ブロック5
- 打ち上げ日時:日本時間 2024年12月29日14時00分【成功】
- 発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
- ペイロード:AstranisのMicroGEO衛星4機(NuView Alpha、NuView Bravo、AGILA、UtilitySat)
WE ARE IN CONTROL OF ALL FOUR SPACECRAFT!
— Christian Keil (@pronounced_kyle) December 29, 2024
Insanely proud of the team. Lots of work left to do. But this is a huge milestone, and a huge success so far. LFG. https://t.co/yTFc8AfVdv
Astranisとは
Astranis(Astranis Space Technologies Corp.)は、アメリカの民間宇宙企業で、次世代型の小型静止軌道通信衛星(MicroGEO衛星)の開発・製造を手がけています。同社の衛星は、従来の大型衛星と比べて低コストかつ短期間での製造が可能で、効率的な通信インフラの提供を目指しています。
また、2024年11月21日には、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズがAstranisへの出資を発表しており、両社の連携が注目されています。
関連リンク
Source
- Image Credit: SpaceX
- SpaceX - Astranis: From One to Many Mission
文/sorae編集部 速報班