ロシアの国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)は日本時間2024年4月11日に「アンガラA5」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたペイロードの軌道投入に成功したことを、ロスコスモスがTelegram(テレグラム)にて報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

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■打ち上げ情報:Angara A5/Blok DM-03

ロケット:アンガラA5
打ち上げ日時:日本時間2024年4月11日18時0分【成功】
発射場:ボストチヌイ宇宙基地(ロシア)
ペイロード:試験用ペイロード、超小型衛星「Gagarinets」

今回のミッションはボストチヌイ宇宙基地から初めてアンガラを打ち上げる試験飛行の位置付けで、試験用ペイロードと民間企業の超小型衛星「Gagarinets」が搭載されていました。ロスコスモスによると、ロケット上段は地球低軌道で超小型衛星を分離した後、試験用ペイロードの静止軌道投入に成功しました。なお、試験用ペイロードは当初の予定通りロケット上段に搭載されたままとなっており、静止軌道で運用されている他の衛星への影響を避けるために墓場軌道へ移されるということです。

■打ち上げ関連画像・映像

【▲ ボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられた「アンガラA5」ロケット(Credit: Roscosmos/Natalya Berezhnaya)】
【▲ ボストチヌイ宇宙基地から打ち上げられた「アンガラA5」ロケット(Credit: Roscosmos/Natalya Berezhnaya)】

■打ち上げ関連リンク

 

Source

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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