中国、新しい地球観測技術の試験衛星を打ち上げ

中国は2023年6月20日(日本時間)に、中国国営企業「中国航天科技集団(CASC)」が開発した「長征6号」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことを、CASCがWeiboで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:長征6号(CZ6 Y12)

ロケット:長征6号
打ち上げ日時:日本時間2023年6月20日12時18分【成功】
発射場:太原衛星発射センター(中国)
ペイロード:Shiyan 25(試験25号)

Shiyanは2004年から打ち上げられている中国の技術試験衛星シリーズで、主な目的は科学実験や技術検証とされています。CASCはShiyan 25について、新しい地球観測技術の試験を行うための衛星と述べていますが、詳細は公表されていません。

なお、長征6号の打ち上げは今回で11回目、長征ロケットシリーズの打ち上げは累計で477回目となりました。

■打ち上げ関連画像・映像

【▲ 長征6号ロケット(Credit: CASC)】

■打ち上げ関連リンク

 

Source

  • Image Credit: CASC, Weibo
  • CASC(Weibo) - 长征六号升空,太原再传捷报!

文/sorae編集部 速報班