ロケットラボ、レーダー衛星の打ち上げに成功。次のミッションは数日以内を予定
【▲「エレクトロン」ロケット(Credit: Rocket Lab)】
【▲「エレクトロン」ロケット(Credit: Rocket Lab)】

ロケットラボは2023年3月17日(日本時間)に、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のTwitterアカウントにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:エレクトロン(Stronger Together)

ロケット:エレクトロン
打ち上げ日時:日本時間2023年3月17日7時38分【成功】
発射場:ロケットラボ Launch Complex 2、ワロップス島(アメリカ)
ペイロード:Capella 9/10

「Stronger Together」ミッションでは、合成開口レーダー(SAR)衛星「Capella 9」と「Capella 10」を軌道へ投入することに成功しました。Capella Spaceによると、Capella衛星シリーズはどのような天候・大気条件にも対応した地球観測を24時間いつでも実施することが可能で、雲や霧に覆われた地域もリアルタイムで観測できる能力を有しているようです。

なお、ロケットラボは数日以内にニュージーランドの発射場から次の打ち上げミッション「The Beat Goes On」を実施する予定です。

【▲ Capella Spaceが公開しているCapella衛星のイメージ(Credit: Capella Space)】

■打ち上げ関連画像・映像 

https://twitter.com/RocketLab/status/1636516312502652928

■打ち上げ関連リンク

 

Source

  • Image Credit: ロケットラボ
  • ロケットラボ - Rocket Lab Successfully Launches 34th Electron Rocket, Second Mission from Virginia
  • Capella Space - Why SAR?

文/sorae編集部 速報班