インド宇宙研究機関(ISRO)は日本時間2023年2月10日に、小型衛星用ロケット「SSLV」の2回目の試験打ち上げを実施しました。搭載されていた3つの衛星は無事に軌道へ投入されたことが、ISROのSNSや公式サイトにて報告されています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■打ち上げ情報:SSLV(EOS-7 & rideshare (Demo 2))
ロケット:SSLV
打ち上げ日時:日本時間 2023年2月10日12時48分【成功】
発射場:サティシュ・ダワン宇宙センター(インド)
ペイロード:EOS-07、Janus-1、AzaadiSAT-2
SSLVは、小型衛星や超小型衛星の高頻度・低コストな打ち上げを目指してISROが開発した全長34m・3段式の固体燃料ロケットで、高度500kmの地球低軌道に重量500kgの衛星を投入する能力を持ちます。2022年8月に続き2回目となる今回のSSLVの打ち上げでは、ISROの地球観測衛星「EOS-07」、インドの学生による技術実証衛星「AzaadiSAT-2」、米国企業の衛星「Janus-1」が搭載されていました。
■打ち上げ関連画像・映像
SSLV-D2/EOS-07 Mission is accomplished successfully.
— ISRO (@isro) February 10, 2023
SSLV-D2 placed EOS-07, Janus-1, and AzaadiSAT-2 into their intended orbits.
■打ち上げ関連リンク
Source
- Image Credit: ISRO
- ISRO - SSLV-D2/EOS-07 MISSION
文/sorae編集部 速報班
最終更新日:2023/02/10