中国は、日本時間2023年1月9日から15日にかけて、計5回のロケット打ち上げを相次いで実施しました。打ち上げられたのは、中国国営企業が開発したロケット「長征」シリーズ以外に、中国民間企業の固体ロケット「セレス1」も含まれます。
いずれも、搭載されていた人工衛星を目的の軌道へ投入することに成功したと、中国の宇宙機関や中国メディアが報じています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■打ち上げ情報
ロケット:長征7号A(CASC)
打ち上げ日時:日本時間2022年1月9日7時0分【成功】
発射場:文昌衛星発射センター(中国)
ペイロード:技術試験衛星「Shijian 23(実践23号)」
ロケット:セレス1(Galactic Energy)
打ち上げ日時:日本時間2022年1月9日14時4分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:ライドシェアミッションによる詳細不明の衛星5機
ロケット:長征2号C(CASC)
打ち上げ日時:日本時間2022年1月13日3時10分【成功】
発射場:西昌衛星発射センター(中国)
ペイロード:高スループット通信衛星「APStar 6E(亜太6E)」
ロケット:長征2号D(CASC)
打ち上げ日時:日本時間2022年1月13日16時00分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:地球観測衛星「Yaogan 37(遥感37号)」と技術試験衛星「Shiyan 22A/B(試験22号A/B)」
ロケット:長征2号D(CASC)
打ち上げ日時:日本時間2022年1月15日12時20分【成功】
発射場:太原衛星発射センター(中国)
ペイロード:計14機の衛星「Qilu 2(斉魯2号)」「Qilu 3(斉魯3号)」「Jilin 1 Gaofen 03D34」「Jilin 1 Mofang 02A 03/04/07」「Jilin 1 Hongwai A07/A08」「Jinzijing 3/4」「Jinzijing 6」「Beiyou 1」「Luojia 3-01」「Tianzhi 2D」
■打ち上げ関連リンク
Source
- Image Credit: CASC, CNSA
- 中国国家航天局 - 一箭十四星!我国成功发射齐鲁二号/三号等卫星
- 中国运载火箭技术研究院(Weibo)
- 航天见闻(Weibo)
- 中国航天科技集团(Weibo)
- 航天五线谱(Weibo)
- 航天五线谱(Weibo)
文/sorae編集部 速報班