スペースX、スターリンク衛星を「シェル5」軌道へ投入成功。総数は3666機に
【▲ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた「ファルコン9」ロケット(Credit: SpaceX Twitter)】
ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた「ファルコン9」ロケット
【▲ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた「ファルコン9」ロケット(Credit: SpaceX Twitter)】

スペースXは日本時間2022年12月28日に、同社の「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 5-1)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2022年12月28日18時40分【成功】
発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:スターリンク衛星(Starlink v1.5 または Starlink v2 mini)54機

【▲ 参考画像:Starlink v1.0(Credit: SpaceX)】
【▲ 参考画像:Starlink v1.0(Credit: SpaceX)】

スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画しています。

今回のミッションでは、スターリンク衛星を「シェル5」へ54機投入することに成功し、総数は「3666機(プロトタイプを含む)」となりました。

■打ち上げ関連画像・映像

■打ち上げ関連リンク

 

※初稿ではStarlink v1.5の表記をしていましたが、小型のStarlink v2.0(Grn2 mini)の可能性があります。(2022年12月29日10時 追記)

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX - STARLINK MISSION 5-1

文/sorae編集部 速報班