ロシア、ソユーズ2.1bロケットを打ち上げ。軍事偵察衛星を軌道投入か
【▲ ソユーズ2.1bロケットの打ち上げ(Credit: ロシア国防省)】
【▲ ソユーズ2.1bロケットの打ち上げ(Credit: ロシア国防省)】
【▲ ソユーズ2.1bロケットの打ち上げ(Credit: ロシア国防省)】

ロシアは日本時間2022年12月1日、「ソユーズ2.1b」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた詳細不明の軍事衛星は地球低軌道に投入されたとみられています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ソユーズ2.1b

ロケット:ソユーズ2.1b/フレガートM
打ち上げ日時:日本時間2022年12月1日6時10分【成功】
発射場:プレセツク宇宙基地(ロシア)
ペイロード:Lotos-S(※公式発表なし)

ロシアの人工衛星(またはミッション)には「コスモス+数字」といったコードネームが付けられています。軌道上物体に詳しい天体物理学者のJonathan McDowellさんによると、今回打ち上げられた衛星には「Kosmos 2565」のコードネームが割り振られている模様です。

■ペイロード情報:Lotos-S(※公式発表なし)

ロシアの国営通信社「タス通信」は12月1日付で、今回打ち上げられたのはロシア国防省の軍事衛星だと報じています。また、McDowellさんはこの衛星について、電波情報(ELINT)収集衛星の「Lotos-S」である可能性に言及しています。

■打ち上げ関連リンク

 

Source

  • Image Credit: ロスコスモス/ロシア国防省
  • タス通信 - Soyuz-2.1b carrier rocket with military satellites blasts off from Plesetsk spaceport
  • ロシア国防省(Telegram)

文/sorae編集部 速報班